温暖化による急激な気温上昇や、加速する働き手不足。
今、野菜づくりを取り巻く環境は
深刻な問題を抱えています。
なかでも影響を受けているのが、
古来から伝統として受け継がれる 「在来野菜」。
一般にスーパーなどに流通する品種とは異なり、
古くは江戸時代より受け継がれてきた、
その土地固有の野菜です。
これらの野菜は各地域の食卓に根づき、
地域ならではの食文化をかたちづくってきました。
過去100年の気候変動で数千種類の
在来野菜が失われたとも言われるなか、
わたしたちはこのような 「絶滅危惧野菜」 を
救うプロジェクトを立ち上げました。
鍵となる 素材テクノロジーSOLAMENT® は、
暑さの主な原因となる
太陽光の近赤外線を
吸収することで、農業を守る技術です。
この技術を活用した遮熱ネットにより
ハウス内の地温を最大8.5℃下げたり、
猛暑でも作業しやすい農業用ウェアを開発したりするなど、
在来野菜を未来へつなぐ取り組みを進めています。
これまで自動車の窓ガラスや
衣服に利用されてきたこの技術が、
新たに在来野菜と農家の人々を守る技術として
注目されています。
「絶滅危惧野菜を救え」プロジェクトは
急速に進む地球沸騰化のなかで
失われつつある野菜を再び育てられる環境を取り戻すこと。
そして、野菜を安定して生産できる仕組みを支えること。
これがわたしたちが目指すことです。
農家の人々の取り組みを後押ししながら、
受け継がれてきた多様な食文化を
新しい仲間とともに、
次世代へとつないでいきます。